PCCとはなんぞや
前回まで自己紹介を兼ねて色々書いてきましたが、
今回は、最近何かと話題にあがるPCC(ピストルキャリバーカービン)について書き記していきます。
そもそもPCCがなにかというと前述の名前の通り、拳銃弾を使用するライフルでジャンルとしてはかなり昔から存在し、西部劇でお馴染みのレバーアクションのウィンチェスターライフルだってPCCのジャンルの括りに当てはまるじゃないかなと自分は思ってます(笑)
西部劇の話は置いといて、以前まで拳銃弾を使用するライフルとしてパナマカービンを連想していました。
…が、そもそもパナマカービン(Colt M635)は当時MP5の対抗馬としてColt社がAR15を"サブマシンガン(短機関銃)"として運用するために開発されたものであり、ライフル弾の代わりに拳銃弾を使用するPCCとは別物ではないかなと思います。(あくまで推測ですが・・・)
自分もパナマカービンを所持しててPCCだ!って言い張ってました(笑)
そもそもPCCとしてリリースされている銃器の多くは軍や警察向けに作られているものではない為、フルオートが廃止されているのではないでしょうか。
(フルオートが搭載されると銃器区分が"machine gun(マシンガン)"に当てはまってしまうため)
最近ですと(といっても2年程前)NOVSKE社が”NOVESKE9”という商品を発表し銃火器市場やシューター界隈等を盛り上げてました。
やはりこちらの銃器もフルオートは廃止しており、
銃器区分で言うとモデルの違いもありますが、”Pistol”(アームブレース等を装着するなど条件付き)、”Rifle”、”SBR”(ショートバレルライフル)の区分でされてます。
ですが、SBRだとバレルが短いため取り扱いが容易ですが、規制や審査が厳しく誰しもが所持できるようではなさそうです。
では、なぜNOVSKE9やAR15のPCCモデルが人気かというと
・拳銃弾の方がライフル弾と比べて安価で入手が容易
・AR15ベースなので操作感が一緒
・カスタムパーツもAR15と共通なものが多い
という理由じゃないかなと自分の中で思いました。
現に、ライフル弾より反動の小さい拳銃を安定した姿勢で射撃することができるためタクティカルシューティングだけでなく、シューティングマッチやホームディフェンスウェポンとして多く使われているみたいです。
SNSでもPCCのカスタムされたものをよく目にするようになってきました
ちなみにPCCはAR15系列しかないわけではなく、AK系列だと"PP-19"のセミオートモデルみたいな(別物かもしれません)"saiga-9"というのも存在します。
過去にMP5の民間バージョンである”HK94”もでてたみたいですが、こちらは不評らしく1988年には販売終了されたみたいですね・・・(;'∀')
ただ、新たに"SP5"というピストルモデルのMP5を販売しているみたいです。
話は実銃から変わりますが、エアガンで言うとG&Gが出しているARP-9等のモデルはフルオートが搭載されているため、銃器区分だと”マシンガン”となります(笑)
まぁフルオート刻印を潰すとSBRの区分になるためPCCといえますが、そこまではしないっすよねフツー…。
WEもガスブローバックのPCCを発売し、グロックのマガジンを真っ直ぐにさすことができるため(斜めにさすマガジンがあまり好きじゃない)個人的にも気になる商品でしたがフルオート刻印があるんですよね・・・。
AR15系列でフルオート刻印のない、ストレートマガジンのガスブローバックが発売されたら、欲しいと思います😎
とまぁ気になって色々調べてみましたが、PCCは難しくて奥が深いこと深いこと…。
それでも最近、警察等でPCCが採用されたりなどこれから多く目にしていくジャンルではないでしょうか。
最後に自分なりにまとめてみましたが、間違った知識が混じってると思いますのでご容赦くださいm(_ _)m
やっぱり調べると欲しくなっちゃうよね(フラグ)